龍谷高等学校

4月14日、4月の報恩の集いが行われました。1年生は初の報恩の集いですが、毎年龍谷高校発祥の地である佐賀市願正寺様にお参りをします。
         

宗門校に通うということには、大きな意味があると思います。人は誰でも誰かの支えが必要です。家族、友人、先生、目に見える近い人たちはもちろんのこと、生活をする上で多くの方々に支えられて生きています。わかってはいても、ついつい忘れがちになってしまうもの。それを時折思い出す時間を持つこと。自分を見つめ直す時間を持つこと。
そして、いろんな理由があっても「龍谷」という１つの屋根に集った仲間たち。その縁を感じること。

これから３年間、そういう時間を持ちながら、互いに思いやり、尊重し合えるような仲間を作ってもらえたらと思います。

そして、今年は宗祖親鸞聖人のご誕生850年、浄土真宗開宗800年の節目の年になります。京都の東西本願寺では、大きな法要が行われています。それに本校の教員もお参りをさせていただきました。

      

ご満堂（満員）の御影堂には１４００名強の方々が参拝されていました。それが午前午後と行われ、それが続いていきます。最終的には何万人もの方々が参拝されることになります。800年もの間、途切れずに繋がれてきたご縁です。
信仰するしない、ではなく、ここまで繋がれてきたその思いや、文化を知ることは大事なことではないでしょうか？

この３年間でそういうところも学んでいただけたらと思います。