龍谷高等学校

月15日の金曜日、新入生が龍谷高校発祥の地である願正寺を参拝しました。熊谷ご住職より、願正寺と龍谷との関係や、龍谷の成り立ちなどをお話しいただきました。様々な紆余曲折があり、そして一つのご縁があって集った256名。

出逢いというものは不思議なもので、どこか１つの選択が少しでも違うと、この世では二度と出会わなかった可能性もあります。出逢いに意味をもたらすのは自分自身。その出逢いをいいものにするのか、悪いものにするのかも自分です。
しかしながら、せっかく出会ったのだから、できるのならばその出逢いを育ててもらいたい、そう思っています。どんな出逢いもご縁です。１つの出逢いを大切にしてください。その出逢いを育ててください。この人に出逢ってよかったな、と出逢いを育ててもらえる人になってください。
誰が言われたかは知りませんが、合掌の姿は人間のも最も美しい姿だと言われています。よく考えてみたら、「お願い！」という時も、「ありがとう」という時も、「ごめんね」という時も、自然に相手に手を合わせていますね。
自分の胸の前で静かに手を合わせ、自らをかえりみる時間であると同時に、相手への感謝の気持ちも表す姿勢。大事にしてください。その他の写真はこちらから。
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そして、校内ではハナミズキの花が可憐な姿を見せてくれています。一青窈さんの「ハナミズキ」の歌は、一説では「９・１１」の同時多発テロから平和を願う歌詞だと言われています。今、ロシアとウクライナでは戦闘が続いています。「君と好きな人が１００年続きますように」
人と人がうまくやっていくには、時には誰かが我慢をしたり、妥協をしたりすることも必要です。相手を思い、自分を大事にしながらどう折り合いをつけていくか。そういうことも高校時代にぜひ学んでほしいと思っています。
4月の満月ピンクムーンがきれいに輝いていました。みなが、安心して満月を見上げられる、そんな日々を創造していくための小さくても力になれるように。
改めて、ご入学おめでとうございます。