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人は人、みんな兄弟〜ゾマホン氏講演会〜
9月3日、1時間目2時間目を利用して元ベナン駐日大使でもあるゾマホンD.C.ルフィン氏の講演会を実施しました。高校3年生は体育館で、高校2年生はZOOMを使いオンラインで参加しました。3年生は昨年、今回のご縁を繋いでくださった鳳雛塾の大島さんから、自分ができる社会貢献を考える、というエナジードの授業をしていただいていました。その時にも大島さんご自身のアフリカでの経験を学んでいましたが、今回はその国で生まれ、生きてこられた方の生の声を聞く貴重な時間となりました。
パワフルでとても面白く、熱い情熱がひしひしと伝わってきました。とても気さくな方で公演中も生徒に語りかけ、休み時間も生徒の中に入っていって様々なコミュニケーションをとってくださいました。
「肌の色が違っても、話す言葉が違っても、人は人。みんな兄弟だ」
「日本の文化を学び、日本の言葉を大事にすることが大事」
など、大事なことを教わりました。
ゾマホン氏、本当にありがとうございました❣️
以下、生徒たちの感想をポートフォリオから抜粋します。生徒たちの若い心には様々な思いが巡ったようです。この経験を生かして大きく大きく羽ばたいて欲しいと思います。
「改めて日本で生きていることが恵まれていることがわかった。大人になったら自分のことだけではなくて世界のことにも目を向けれるような大人になりたいです。
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自分のことだけではなく、周りの困ってる人などにも手を差し伸べれるような心が広い人間になりたいです。」(2年文理進学コース田中くん)
「他にも困っている国もある中で、そのような国の代表のような感じの国のことを知れて改めて自分が幸福の中で育ってきたのだなと思いました。 今後、日本のような国をより多く発展させていくことが、持続可能な社会の実現につながるのだと思いました」(2年特進科西村くん)
「今回の講演で自分は「人は肌の色が違っても国が違っても話す言葉が違っても宗教が違ってもみんな兄弟だ」という言葉が1番印象に残っています。自分もゾマホンさんのような自分も意見をはっきりと言えるような人間になりたいです。」(3年文理進学コース板橋くん)
「感じて終わりだけでなく、こう感じたから自分はこうしよう。という風に実行に移せる人はなかなか居ないと私は思っています。ゾマホンさんは、なかなか居ない人、約数%の人だなと思いました。自分はこうだったからこうしようとか、そういう自己意思が強い方なんだなと思いました。 自分の叔父が中国人で叔母が日本と中国のハーフです。母が小学生の頃はまだ中国に住んでいたそうで、田舎に住んでいたので、なかなか貧困な生活を送っていたそうです。そういった身内にそういう人が居るからこそ、自分は幸せだなとか、恵まれてるなと感じる場面が他の人たちよりも多いと思っています。この感謝の気持ちを忘れずに今後も生活したいし、いつか海外でも働ける人材にもなりたいです。」(3年文理進学コース田口さん)
「私たちがとても恵まれている環境にいることを再確認出来た講演でした。 アフリカに生まれた人であっても日本に生まれた人でもヨーロッパに生まれた人でも人として生まれたからには平等に生きられる権利があると思うので、まずは私も現地に行ってみたりして海外の現状を把握してなにか行動を起こせたらいいなと思います。」(3年総合コース田口さん)
「私は将来有名な科学者になることが目標ですが、NPOの活動にとても興味があります。大学でどんな出会いや経験があるかわかりませんが、ぜひ困ってる人々、識字率の低い国に行ってボランティアをしたいと強く思いました。私は今将来のために英会話教室に通っていてこれが将来生きてくると信じています。 多くの人は募金と書くであるこの欄。私は、まずアフリカの現状を知るだけで十分だと考えます。 ここでしないような宣言をしたり、助けたいと本心では思ってなくて、ボランティアをするのはただの偽善的であって、私は心の中に本心からボランティアをしたいと思う心が見つかるまで現状を知ることが大事だと思います。」(3年特進科坂井くん)
ゾマホン氏記事
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