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2020/06/08お知らせ
自分たちで自分たちの町を創る、守る、その一歩を〜模擬選挙〜
6月6日の土曜日、1、2時間目を利用して高校3年生対象に模擬選挙を実施しました。佐賀市選挙管理委員会、佐賀県弁護士会の皆様のご協力のもと、
まずは「民主主義とは〜投票する意義〜」として講義をしていただき、そのあとは模擬候補者による「救急車有償化、無償化」についての弁論が行われ
ました。討議が終わった後、班別に協議をしましたが、「元気がいいから印象に残るからこの人!」「話し方が落ち着いているからこっちの人がいい」と
いうような意見があったり、「誰がお金払うの?」「お金ない人はどうするの?」というような話し合いをしたり、「人口ピラミッドを考えたらさ・・・」
という少し難しい討論をしたりと様々な声が出ていました。
最終弁論の後、実際に作られた投票所、本物の機械や投票用紙、を使って選挙を行いました。班別の協議の時には6:4くらいだった形勢が、実際の
投票結果はかなりの差が出ました。
「みんなの意見を聞く」「自分の意見を決める」ことの大切さを実感したようです。最後に、半田弁護士から、「模擬投票ではなく、模擬選挙、としているのは
投票して終わりではないから。投票した後が大事」というお話がありました。
生徒会長の田口さんが「選挙に関するお知らせが家に届きました。今日の講義を忘れず、自分でしっかり考えて選挙に臨みたいです」というお礼の言葉を
述べてくれました。
佐賀市選挙管理委員会の皆様、佐賀県弁護士会の皆様、本当にありがとうございました❣️
以下は、生徒のポートフォリオからの抜粋です。
「主権者である自分達は議員などを責任もって決める義務があるから適当に決めるべきではないと分かった。18歳となり選挙権を持つようになり、政治について
今まで以上に詳しくならないといけないなと思った。常にニュースを見て世の中に目を向けないといけないと思った。」文理進学コース 古賀くん
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「市の代表者を決めるためにいろいろ候補者は考えているし、準備がしっかりされていることが分かった。だから、自分たちも簡単にとらえたり適当に投票するのはいけないことだと思うから、自分たちもしっかり考えて選挙していきたい。」文理進学コース 橋本さん
「昔は選挙権は男性だけだったりお金持ちの人だけだったり25歳以上などといった条件があって一般人からしたら馴染みが無いものだったが今は18歳になれば自分の意見を平等に投票することが出来るこの時代に感謝したいです」総合コース 田中くん
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「18歳はまだ子供だと思っていたけど、選挙権を持てる責任のある年齢になると思うので、自分の行動に責任を持たなくてはと思いました。 私たちはこれから進路を決めて頑張っていかなければならないと行けないので一生懸命頑張りたいと思いました。」総合コース 本村さん
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「実際に選挙を体験してみて、代表者を決める仕組みが良くわかったし、関心を持つことができました。私も誕生日を迎えて18歳になり、選挙権を持っています。選挙があった時に正しい判断をすることができるように、様々なことに目を配り、選挙公約などをしっかり聞いて、先のことを考えた判断をしたいです。また、投票率が年々悪くなっているので、投票率向上に役立てるように選挙に行きたいです。」保育コース 原田さん
「ポスターを見ただけのときと、演説を聞いてからではかなり感じ方が違いました。最初はいまがさんの方だなと思っていましたが、演説を聞いて新谷さんの意見も納得するところがありました。やはり聞いてみないと分からない部分もあるのだと思いました。開票のとき、同数でくじ引きになると聞き、1票の重さは大きいのだと感じました。私も選挙に行けるようになったら自分の1票を無駄にしないよう必ず参加したいと思います。貴重な体験ができてほんとによかったです」特進科 福田さん
何よりも、自分たちで自分たちの町や、市、県、国を未来を決めていくことを、学び取ってくれたことが1番の収穫でした。
新聞記事はこちら
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/531793
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https://www.facebook.com/pg/LongGuGaoXiao/photos/?tab=album&album_id=2800079433436805