校長ブログ

2021/12/27

校長ブログ~番外編9~

校長ブログ
「師走」
 
 12月に入り気温が急に下がり体調管理にも気を遣う毎日になりました。少しずつ新型コロナ感染者も少なくなってきました。ニュースで毎日のように全国の感染者数の報告に目がいきます。全国では0の県が出てきました。佐賀県の感染者数はどうかな?一桁にまで減少している。0になっている。なんか嬉しい。これから教育活動に影響がないような毎日また、きてほしいと思うばかりです。だからこそ、これかも感染予防が大切である。
昨年度から、どこの小学校、中学校、高等学校でも生徒の学習保障の確保にオンライン授業の開始。行事、部活動はというとまだ、自粛という辛い選択をせざるを得ない状況にあります。新たなウィルスでクラスターが出たらと不安です。
 
 久しぶりに佐賀駅周辺に行ってみました。随分景観が変わっていました。駅北側は、自分が知っている風景とは異なっていました。これから南側も町並みがって行くのかなと思いながら駅周辺を見て回った。もう変わっていた。
 昭和51年佐賀国体の開催を機に佐賀駅周辺は全く違う町並みに変身しました。そもそも駅自身が変わりましたが、あれから45年近く経ちました。市町が成長する事は嬉しいこと。当時は佐賀駅の北側は住宅も少なくさみしい町並みでした。佐賀総合運動場までは、佐賀商業高校があるくらいで何もなかったイメージです。
その佐賀総合運動場もサンライズパークと改名して素晴らしい施設に、現在変身中。そこは自分にとっては思い出の場所であり原点。高校、大学と自分磨きのために時間を過ごしていた場所です。トラックもシンダートラックといって石炭糟をちりばめた土のトラックでした。補助競技場(サブトラック)も300mでもちろん土(赤土)でした。そのトラックも昭和51年国民体育大会の為にオールウェザートラックに変身。2007年には全国高校総合体育大会開催で補助競技場も大変身した。総合運動場の前には下村商店がありその向こうは何もなかった。青年会館が建築され始めていたことを思い出します。45年でこんなに町が変わった、施設が変わった。ここで、又新しい歴史が作られ素晴らしい選手が育っていく事だと思います。
 
 学校現場でも生徒が成長することが一番です。成長する事、目標が達成できた時は幸せを感じる。教育は、ある働きを仕掛けても直ぐには成果はなかなか出ません。時には反作用が生じることもある。成果を上げることも大切だが、目的になってしまうと教育が大切にしている事が台無しになる。
15年ぶりに柔道部が団体優勝、剣道部男子高校総体に続き優勝と活躍していただきました。今年も残すとこ1週間になりました。

 さて、1年の計は元旦にありと言います。
 この1年間を、「振り返る」・・「見つめる」・・・そして「整え」、次のことを「考える・計画」する。何か見えてくるのものが、必ずあると思います。
高校3年(大学受験)は、これからが最後の追い込みになります。今年もコロナ感染症対策もありますから体調管理も大切です。
 1月1日の元旦、自分は毎年鳥栖のある山へ自宅から歩いたり、走ったりで登り、初日の出を見ています。そこで自分を「振り返ります」・・「見つめる」 今、龍谷に45数年ぶりに来て3年目、教職41年「自分は、どう生かされているのかな」「これからをどう生きていくのか」と考えるようになりました。自分がそこでいつも誓う、いつも思いは「挑戦」です。皆さんも、毎年・・・「成長」している自分「変化」している自分に気付いてください。そして、思いをカタチにしてください。受験生は、正月返上だと思います。今日という日はもう二度と訪れませんから、一日一日を大切にして感謝して万全を期して頑張ってください。
 
 最後に、龍谷中学・高校の教育活動にご理解、ご協力を頂いている保護者の皆様方、関係各機関の皆様に心より感謝申しあげます。新たなコロナウィルスが流行の兆しを見せていますので、どうか感染予防と体調管理にはくれぐれもお気を付けください。
どうぞよいお年をお迎えください。
 
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