校長ブログ

2020/02/05

校長ブログ~朝の参拝講話よりPart18~

「万全を期して事に当たる」
 
入試のシーズンに入りました。
大学入試センター試験、高校入試、中学入試。
人生の大きな岐路にあたります。自分も、46年前に龍谷高校の入学試験を受験した。
今の南校舎。当時は短大でした。2階、今でも良く覚えています。理科の問題で訂正があった。受験の時は、県立に行く事に決めていましたから、まさか龍谷高校へ行くことになるとは思っていませんでした。
今、校長になり、沢山の大学受験関係の書類に目を通し印鑑を押しています。受験生は、「万全を期して」臨んでいるかなと。やり残したことはないかな、体調は大丈夫かな。受験は年に1回。推薦入試、一般入試と2回受験のチャンスがある学校もある。人生の大きな岐路に関わることは後悔しないように、念には念を入れて、万が一に備え、準備不足や中途半端な準備だけは避けて欲しい。もちろん行きたい大学、学部はしっかり悩んで決めて欲しい。
2020年、今年は4年に1回しか訪れる事が無いオリンピック、パラリンピックが東京を中心に開催される。これこそ「万全を期して臨む」である。全てやり尽くして練習して最高のパフォーマンスを発揮する。目指すは優勝、金メダル、世界1である。
先日、ある会合でスポーツ庁長官の鈴木大地さんと食事をする機会に恵まれました。私は嬉しくてたまりませんでした。ソウルオリンピック100m背泳ぎで金。バサロで有名になられた。ワクワクドキドキの時間。話をすると、ほんとに気さくなオリンピックチャンピオンでした。市立船橋高校、順天堂大学卒業、コロラド大学、ハーバードでのコーチなどを歴任され、現在の職についておられる。話を伺うとやはり相当な練習、大変な努力をされていた。短い時間でしたが、長く難じた、居心地の良い時間でした。そして呼んでいただいたことに感謝でした。
2020年東京オリンピック・パラリンピックの成功はもちろんですが、レガシーづくりその後の日本全体のスポーツ振興まで考えられている。
高校生活は三年間という短い期間ですが、それぞれに目標があり、夢があり皆さんは頑張っていると思う。スポーツ(部活)も学業も夢実現するために「万全を期して臨む」で欲しい。
今日という日はもう二度と訪れませんから、一日一日を大切にして感謝してください。
 
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