校長ブログ
2019/12/13
校長ブログ~朝の参拝講話よりPart15~
「心」
今、ある本を読んでいます。
表紙に大きく「心」と書いてある本。
龍谷はこころの教育を基板に5プラス1の教育を実践している学校。
良いかもと購入して読んでます
その本のスタートは
「利他の心」・・・が書かれてありました
「自分を犠牲にしても他の人を助けよう」とする利他の心があります。 ... より良い仕事をしていくためには、自分だけのことを考えて判断するのではなく、まわりの人のことを考え、思いやりに満ちた「利他の心」に立って判断をすべきです。人のために尽くす事。
世の中にはこのような不幸で悩み苦しんでいる人達がたくさんいます。皆さんもそうかもしれませんし、全くの100パーセント幸せだという人はなかなか居ないものなのです。
「利他行」というのは、自分の事は考えずに相手に尽くすことであり、自分のことは少々は犠牲になるかもしれませんが、誠心誠意、相手のことを思って全力で救済に取り組むのです。一生懸命に努力して治ったとしても感謝されなかったらがっかりしますが、決して何かの見返りを期待してはいけません。良くなったら「良かったね」と言ってあげましょう。「ありがとう」って言ってもらえばとても幸せな気持ちになれます。しかし決して相手からの「ありがとう」なんて言葉を期待してはいけません。こちらから、たくさん言えばいいのです、相手から感謝の言葉が返ってこないのは、そういう雰囲気が出来ていないからです、とにかく多くの言葉が行き交う雰囲気作りが必要なのです。
利他行が出来るのは、人間世界だけの特権なのです。
幸せというものは、私達現世の者にとっては欲望でもあり、欲望は満たしても満たしても湧いてくるもの、欲望に身を任せて行動するのは、結果的に知らない内に多くの人々を傷つけていたりするものです。大切なことは、「ありがとう」の感謝の気持ちを言葉にして声に出して言うことです、心の中で思っているだけではいけません、誰もいなくても聞いてなくても構いません、声に出して言うのです
お釈迦様は教えていかれました。
「幸せになりたければ、『自利利他』の道を行きなさい」と
自利利他とは、相手を幸せにすることで(利他)、自分が幸せになれる(自利)」ということです。相手の幸せを思いやった言葉や行動は、必ず私自身に幸せを運んできてくれる、ということです。
今、本校はSDGsを授業に取り入れて学習しています。
「誰一人取り残さない」のテーマで17のゴールを学習しています。
先日、SDGsの職員研修で、先生方にグループ学習を行っていただきました。みんなでHAPPYな世界を作るんですねと聞いたらHAPPYはその時の瞬間ですよ。SDGsでは、ハッピーな状態が長く継続すること「WELL BEING」なんですと聞きました。
調べると「WELL BEING」は、身体的・精神的・社会的に良好な状態のことでした。龍谷の建学の精神「心の教育」につながっていると感じた。
多くの人の苦しみを救うのは、仏の仕事であり、全ての人がその苦しみから解放されることを願っておられるのです。
苦しんでいる人の苦しみを取り除き、仏の世界へと少しでも近づいてもらうことは、幸せの中でも最上の幸せなのです。
身近な人であれ縁のない人であれ、他の幸せを願う実践が利他行です、仏にもいろんな仏がおられますが、仏の存在意義としての心は他を思う心であり、仏の世界は自分の幸せだけを思う心の集合体では無くて、他の幸せを願う心の集合体で成り立っているのです。
近江商人の信条は、「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「三方よし」といわれ、現代でも大切な心掛けだといわれます。これは、売り手の都合ばかりを優先するのではなく、買い手が満足し(買い手よし)、商いを通じて地域の発展や福利にも貢献する(世間よし)という考えです。この三方よしの信条で正直な商売を心がけた近江商人たちは、遠隔地の行商先で信用を集め、大歓迎されました。
今、ある本を読んでいます。
表紙に大きく「心」と書いてある本。
龍谷はこころの教育を基板に5プラス1の教育を実践している学校。
良いかもと購入して読んでます
その本のスタートは
「利他の心」・・・が書かれてありました
「自分を犠牲にしても他の人を助けよう」とする利他の心があります。 ... より良い仕事をしていくためには、自分だけのことを考えて判断するのではなく、まわりの人のことを考え、思いやりに満ちた「利他の心」に立って判断をすべきです。人のために尽くす事。
世の中にはこのような不幸で悩み苦しんでいる人達がたくさんいます。皆さんもそうかもしれませんし、全くの100パーセント幸せだという人はなかなか居ないものなのです。
「利他行」というのは、自分の事は考えずに相手に尽くすことであり、自分のことは少々は犠牲になるかもしれませんが、誠心誠意、相手のことを思って全力で救済に取り組むのです。一生懸命に努力して治ったとしても感謝されなかったらがっかりしますが、決して何かの見返りを期待してはいけません。良くなったら「良かったね」と言ってあげましょう。「ありがとう」って言ってもらえばとても幸せな気持ちになれます。しかし決して相手からの「ありがとう」なんて言葉を期待してはいけません。こちらから、たくさん言えばいいのです、相手から感謝の言葉が返ってこないのは、そういう雰囲気が出来ていないからです、とにかく多くの言葉が行き交う雰囲気作りが必要なのです。
利他行が出来るのは、人間世界だけの特権なのです。
幸せというものは、私達現世の者にとっては欲望でもあり、欲望は満たしても満たしても湧いてくるもの、欲望に身を任せて行動するのは、結果的に知らない内に多くの人々を傷つけていたりするものです。大切なことは、「ありがとう」の感謝の気持ちを言葉にして声に出して言うことです、心の中で思っているだけではいけません、誰もいなくても聞いてなくても構いません、声に出して言うのです
お釈迦様は教えていかれました。
「幸せになりたければ、『自利利他』の道を行きなさい」と
自利利他とは、相手を幸せにすることで(利他)、自分が幸せになれる(自利)」ということです。相手の幸せを思いやった言葉や行動は、必ず私自身に幸せを運んできてくれる、ということです。
今、本校はSDGsを授業に取り入れて学習しています。
「誰一人取り残さない」のテーマで17のゴールを学習しています。
先日、SDGsの職員研修で、先生方にグループ学習を行っていただきました。みんなでHAPPYな世界を作るんですねと聞いたらHAPPYはその時の瞬間ですよ。SDGsでは、ハッピーな状態が長く継続すること「WELL BEING」なんですと聞きました。
調べると「WELL BEING」は、身体的・精神的・社会的に良好な状態のことでした。龍谷の建学の精神「心の教育」につながっていると感じた。
多くの人の苦しみを救うのは、仏の仕事であり、全ての人がその苦しみから解放されることを願っておられるのです。
苦しんでいる人の苦しみを取り除き、仏の世界へと少しでも近づいてもらうことは、幸せの中でも最上の幸せなのです。
身近な人であれ縁のない人であれ、他の幸せを願う実践が利他行です、仏にもいろんな仏がおられますが、仏の存在意義としての心は他を思う心であり、仏の世界は自分の幸せだけを思う心の集合体では無くて、他の幸せを願う心の集合体で成り立っているのです。
近江商人の信条は、「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「三方よし」といわれ、現代でも大切な心掛けだといわれます。これは、売り手の都合ばかりを優先するのではなく、買い手が満足し(買い手よし)、商いを通じて地域の発展や福利にも貢献する(世間よし)という考えです。この三方よしの信条で正直な商売を心がけた近江商人たちは、遠隔地の行商先で信用を集め、大歓迎されました。