校長ブログ
2019/06/17
校長ブログ〜朝の参拝講話よりPart5〜
あらゆる場面で、大切なことは「感謝」と言うことです。
なかなかこの感謝の気持ちの大切さはわからないのもです。
余りにも裕福な環境にあるとき周囲に感謝する大切さが解らなくなる。
「感謝」にはもう一つ大切な意味。それは、ありがたいと思うだけでなく、その気持ちを今度は人に返していくことによって、感謝の心は完成する。
何らかの形で感謝の子持ちを還元することが大切。難しい。
「感謝は、返謝してこそ完成する」
たくさんの感謝をもらうばかりでなく、若い頃はなかなかできないけど・・・
【感動した卒業式でも代表送辞】
佐賀商業高校での昨年度の卒業式での一コマ。
生徒会長であり、サッカー部のキャプテンH君。
幼い頃、父親と双子の兄と遊んでいた。
前日の大雨で池が深くなっていたところに近所の子供が溺れた。
それを父親が助けに入り、二人は近所の人を呼びにいった。
子供は助かったが、父親は救急の方が心肺蘇生をされたが返らぬ人になった。
目の前で、亡くなっていく父親の姿を彼らは見ていた。
卒業式の送辞にお母さんへの「感謝」と天国からいつも見守ってくれている父親
に「感謝」の気持ちを送った。
二人は、進学と就職の進路が決定し夢を追うことを決めた。
【選手宣誓】
甲子園選抜大会での岡山県創志学園高校で野山選手の宣誓。
「復興と感謝」がテーマだった。とても感動した。全身全霊のプレーを誓った。
「阪神淡路大震災の年に生まれ、東日本震災で戦っている方をねぎらい、自分たちが今、できることこの大会を元気を出して精一杯戦うこと。「頑張ろう、日本」
生かされている命に感謝し、全身全霊のプレーを誓った。
彼はきっと、素晴らしい指導者と仲間に巡りあっている。